こんにちは。さとろみです。
皆さん、節約に励んでいますか?
節約をするうえで固定費の見直しはとても大事です。
今回は私の実例を踏まえて固定費の中の電気代について見直せる方法を考えていきましょう。
最近、電気料金が値上げされているから出費を抑えたいわ。
何か良い方法がないかしら?
電気代の節約にはいくつか方法があるよ。
自分に合うやり方を探してみましょう。
この記事にには以下の内容について解説しています。
- 電気代を節約する方法
- 電気使用量の実例
- 節約できる電力会社の選定
良い家計簿を目指し、家計の見直しにつなげていってください。
電気代節約方法
電気代を節約する方法として以下の方法があります。
- 家電の使い方の見直し
- 契約アンペアの見直し
- 電力会社の見直し
どのような内容か1つ1つ見ていきましょう
家電の使い方見直し
これについては理解されている方も多いと思います。
家電を上手に使うことで節電できますよね。
例えば、コンセントを抜く、エアコンの設定温度を変更する、冷蔵庫に物を詰めすぎない。。。
ただ、うっかり忘れてしまうことや効果が分からないことから続かないことが多いです。
私も節電を頑張るとストレスになることが多かったです。
現在、効果という観点で調査をしております。
世間にある情報を試すとどれだけ電気代の節約に直結するかは別途記載予定です。
家電の使い方の見直しの前に次の2つを試してみるのが良いと思っています。
契約アンペアの見直し
皆さんはご家庭の契約アンペア数はいくつかご存じでしょうか?
契約アンペアとは同時に使用できる電気の量です。
例えば、契約アンペア数が30Aであれば800WのIHコンロ(8A)、1200Wのドライヤー(12A)、600Wの電子レンジ(6A)を同時に使っても問題ありません。
これに1300Wの電気ケトル(13A)を使うと30Aを超えてブレーカーが落ちたり、スマートメーターが遮断されてしまいます。
電力会社の料金体系にもよりますが、契約アンペア数で基本料金が変化します。
東京電力の基本料金を例に見てみましょう(一般家庭の料金プランである従量電灯Bを参考 2022年6月21日現在)
契約アンペア数 | 基本料金 |
10A | 286円 |
15A | 429円 |
20A | 572円 |
30A | 858円 |
40A | 1,144円 |
50A | 1,430円 |
60A | 1,716円 |
契約アンペア数が10A増えると基本料金が286円増える計算になります。
なるほど、それじゃあアンペア数を減らせばいいんだね!
と言いたいところですが、アンペア数を減らすと一度に使用できる電気の量が少なくなってしまいます。
契約アンペア数は基本的には各家庭で一度に使う電気の最大量で設定します。
私の家庭では料理の時間帯でIHコンロ・オーブン・電気ケトルが稼働すると30A~40Aの電気を使うことが分かりました。
電気の使用量はNature Remo E liteというデバイスを使うと、家庭の電力量をリアルタイムにスマホでチェックすることができます。
これにより、初期の契約アンペア数は50Aで設定されていたのですが、今では40Aに変更することができました。
電力会社の見直し
2016年4月から、電気の小売業への参入が自由化され、各家庭が電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。
それにより、各家庭のライフスタイルに合わせてサービスを自由に選べます。
家庭に合う電力会社を選択すれば電気料金は安くなりますが、合わない電力会社を選択すると電気料金は高くなってしまいます。
電力会社は当然「安くなりますよ!」という宣伝を出します。
皆さんは各電力会社の特徴を理解して、自分の電気使用量と照らし合わせると電気料金がどのようになるのかを考える必要があります。
一例として私の実例を紹介します。
電気使用量実例紹介
実際に私の電気使用量を紹介します。
リアルな数値なので、前提条件が合う方は参考にしてみてくださいね。
◇前提条件
・3人家族(妻・子)
・アパート 2LDK
・主な家電:IHのコンロ, エアコン2台, 冷蔵庫, 洗濯機, 電気ケトル, オーブン・電子レンジ, トースター, ノートPC, 各部屋に照明
・私はサラリーマンのため平日日中は家にいない
・妻は専業主婦
※テレビはありません。
2021年の月の電気使用量
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
電気 使用量 |
318 | 277 | 195 | 153 | 134 | 149 | 157 | 222 | 212 | 155 | 156 | 263 |
2021年で月平均で約200kWhの電気を使用していました。
まずは月ごとの電気使用量を把握するといいですよ。
電力会社の特徴
続いて私が調査した電力会社を紹介します。
現在、燃料費の高騰による影響で電気の供給をやめる電力会社も出てきました。
私も電力会社を切り替えたとたんに電気の供給をやめますと連絡がきたので、すぐにまた別の電力会社を調査して切り替えることになりました。
節約という観点で考えますと、基本料金が安い・従量課金が安い・セットで安くなる・手数料や違約金が無いをバランスよく見ていく必要があります。
下の評価電力会社の基本料金と従量課金を表したものです。
特徴のある電力会社を選んでみました。
東京電力やTERASELでんきは一般的な料金体系ではあるものの、電気の使用量が多くなるとTERASELでんきの方が従量課金部分が安くなることが分かります。
eo電気、ONEでんき、パレット電気は基本料金が安い又は0円になっているのが特徴です。
その代わり電気使用量に対する従量課金が高めに設定されていたりするので、各家庭の電気の使用量によってどの会社がお得になるのかが変わってくるのです。
|
東京電力 |
TERASELでんき |
HTBエナジー |
ONEでんき |
パレット電気 |
契約 アンペア |
基本料金 | ||||
30A | 858円 | 858円 | 840.84円 | 0円 | 0円 |
40A | 1,144円 | 1,144円 | 1086.8円 | ||
50A | 1,430円 | 1,430円 | 1358.5円 | ||
60A | 1,716円 | 1,716円 | 1630.2円 | ||
電気 使用量 |
従量料金 | ||||
0~120kWh | 19.88円 | 19.88円 |
30A 19.48円 |
26.4円 | 29.4円 |
120~300kWh | 26.48円 | 24.34円 | 30A 25.95円 40A~ 25.16円 |
26.46円 | |
300kWh~ | 30.57円 | 25.72円 | 30A 29.96円 40A~ 29.04円 |
27.77円 | |
違約金 | |||||
0円 | 0円 |
2200円 |
0円 | 0円 |
ちなみに、パレット電気が私が以前契約していた電力会社です。
アパートの契約時に電気はパレット電気で契約しないといけないのですと言われ、契約をしてしまいました。
パレット電気は契約アンペアが大きいと0~120kWhの従量料金部分の値段も高くなる特徴がありました。
電力会社選定
自分の家庭の電気使用量と電力会社の特徴を把握したところで電力会社を選定しましょう。
実際の計算について説明します。
例えば、契約アンペアを40Aとし、月に400kWh電気を使用したとします。
●東京電力従量電灯の場合:1144円(40Aの基本料金)+19.88×120kWh+26.48×180kWh+30.57×100kWh=11,353円
●ONE電気の場合:26.4×400kWh=10,560円
この場合、東京電力よりもONE電気の方が793円お得であるということが分かります。
本来は燃料費調整額という費用で金額が調整されるので、電気代としては少し変化します。
2021年の電気使用量を使って、各電力会社の1年の電気代を計算してみました。
電力会社 |
2021年の電気使用量から算出した電気代 |
東京電力 従量電灯B | 67611.3円 |
TERASELでんき 超TERASEL 東京B |
65527.38円 |
HTBエナジー PRIMEプラン |
64240.2円 |
ONEでんき | 63122.4円 |
パレット電気 | 67523.04円 |
ここで衝撃の事実!
今まで使用していたパレット電気は結構お高めの電気代になっていたことが分かりました。
契約時には安くなりますよと言われていたのですが。。きちんと確認しないといけないですね。
今回の比較ではONEでんきが一番安くなりました。
このように家庭の電気使用量を把握すればどの電力会社が安くなるか一目瞭然になります。
電力会社によってガスやネットとセットだと割引になることや、dポイントや楽天ポイントが貯まるといった特典があります。
そういった情報も考慮したうえで電力会社を選定するようにしましょう!
また、電力会社によっては対応エリアが限定されるケースがあります。
電力会社を比較する際は、エリアでサービスを提供している電力会社がどうか、最初に確認しておきましょう。
賃貸での電力会社変更について
うちはアパートだけど電力会社を変更できるのかしら?
そのように考える方がいるかと思いますが、基本的に問題ありません。
私も現在アパートに住んでいますが、電力会社を変更しています。
念のため、アパートの管理会社に連絡しましたが、あっさり問題ないですよと言われました。
まとめ
今回は以下の内容について解説しました。
- 電気代を節約する方法
- 電気使用量の実例
- 節約できる電力会社の選定
電気料金を節約するイメージはできましたでしょうか?
各ご家庭に合う電力会社を見つけると、電力会社を変更するだけで電気料金を節約することができます。
行動することが面倒に感じるかもしれませんが、申し込みは簡単です。
ぜひ試してみてください。